■澱粉
デンプンは、植物によってつくられた貯蔵エネルギー。植物の葉、根、種子に顆粒となって存在している。穀類やイモ類をすりつぶして水に分散しておくと、「沈澱して得られる粉」というのが名前の由来。多数のグルコースが1本鎖状に結合したもの。

■炭水化物
炭水化物は炭素、水素、酸素よりなり、CmH2mOnの組成を持つ化合物を基礎とする、多様な化合物群の総称です。炭水化物のうち、人間の消化管で消化し、吸収されるものを糖質、消化されないものを繊維と呼んで区別することがあります。低分子量の炭水化物は糖類と通称されることもあり、その共通の性質は、水によく解けることと、甘味を持つことです。

■トコフェノール類
ビタミンEを含む一群の化合物の総称です。

■窒素
呼吸によって体内に取り入れることはできませんが、タンパク質を構成する上では必要不可欠な元素です。

■テルペン類
柑橘類の香りや苦味の成分です。発がん物質を無毒化する機能を高め、さらに「発がん遺伝子」の働きを抑制します。

■腸内菌
人間のお腹の中には、百種類、100兆個もの細菌が住んでいて、消化吸収を助けたり、免疫能力の維持に役立っています。人間の細胞が全部で60兆個ですから、なんと、腸内細菌の方が数が多いのです。彼らは、消化吸収を助けるビタミンを合成したり、侵入細菌による病気から体を守る、便秘を防ぐなど大活躍です。ただし、種類が多いだけに、中には有害な菌もあります。健康な人のお腹の中には有益な菌が多いのですが、この力関係が逆転すると、腹痛、下痢、嘔吐などが起こります。老化促進、生活習慣病の進行も有害菌が原因の一つと考えられています。そのためにも、有用菌を増やす必要があります。ニンジン、リンゴ、バナナ、タマネギ、アスパラガス、ごぼう、はちみつ、ヨーグルトなどを多く取ると、おなかの中の菌を良い状態に保てます。

■タンパク質
プロテインの語源は、「第一に必要なもの」というギリシャ語です。筋肉や体内の臓器、血液、皮膚、爪、など体を構成する材料になる。たんぱく質は貯蔵ができず、常に合成され、分解されているので、毎日の食事できちんと補わないと、すぐに足りなくなってしまいます。摂取には、気を使わなければならなりません。成長期の子どもには、特に必要で、成人でも、各組織や器官を構成しているタンパク質が、一定の寿命で入れ替わるので、あたらしいものが必要です。筋肉を作るほか、体の主要構成要素です。若々しい肉体を保つ為には、タンパク質をある程度摂ることが必ず、必要になってきます。年齢、性別によって所要量が異なっています。成人の女性では、1日当り、約55g、男性では、約65〜70gです。成人の体では、タンパク質は水に次いで多く、その分布は、筋肉が50%、歯や骨に20%、消化管に12%などとなっています。筋肉の元と言うことができそうです。

■鉄
ヘモグロビンおよび多くの酵素中に存在します。鉄分は赤血球主にヘモグロビンをつくる材料となり、呼吸で取り入れた酸素を全身に送る作用にかかわっています。不足すると、疲れやすい、だるい、息切れがするといった症状の他、女性は早産や生理不順や妊娠中毒を起こします。一日の必要量は11・前後。貧血の予防に重要です。貧血、大腸炎、月経異常、消化不良、アルコール中毒に効果があると言われています。鉄の欠乏症状として、呼吸困難、爪の異常、貧血、便秘、舌のはれなどがあるといわれます。

■銅
鉄の吸収補助、ヘモグロビンや赤血球の生成に関与します。ヘモグロビン、血管、骨、腱、ミエリン鞘の形成に重要な酵素の一部です。大部分が肝臓において、たんぱく質と結合してセルロプラスミンとなり、鉄代謝に関与しています。動脈硬化、糖尿病、低血糖症などに効果があると言われます。欠乏症状は、うつ病、下痢、骨の軟化、骨粗しょう症、呼吸の異常などです。

■タウリン
タウリンはアミノ酸の一種で、イカ、タコ、アワビ、ホタテなどに多く含まれる。人間の体内でも作られますが、微量です。主な作用は、血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすことです。この結果として、動脈硬化や高血圧を予防できます。また、他にも、血圧を正常状態に保つ働き、肝臓機能を強化する作用もあるようです。栄養ドリンクに良くあるのは、このタウリンです。

■DHA
DHAは、マグロ等の青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸です。EPAと同様に魚油に含まれます。「魚を食べると頭が良くなる」と話題になった中心がこの物質です。いわゆる「頭が良くなる」効果の他、ガン抑制効果についても注目されています。また、アレルギーに対する体質の改善や、動脈硬化の原因となるコレステロール・中性脂肪の抑制、体の脂肪バランスを整えるなど、様々な効果があると言われています。魚では、サバ、イワシ、サンマ等の大衆魚にも含まれますが、本マグロの大トロに最も多く含まれています。

■糖アルコール
糖類を還元させてできる化合物のことで、キシリトールやソルビトール、マルチトールがあります。果実などにごくわずか含まれておりますがほとんどは人工的に作られたものです。低エネルギーの甘味料として、虫歯の原因にならない甘味料としてガムやチョコレートなどに利用されています。